CANバスライン点検 その1

今から書く内容は実際に私が経験した故障診断に対して行った点検方法です
参考になればと思い記事にしてみる事にしました
そして、この内容はある先生に教えていただきました
その内容を自分なりに解釈してまとめたものです。
実際にこの点検方法で故障箇所の特定に成功しました。
今年の7月のことなので写真はありません…
文章ばかりになるので数回に分けてみます

車両はプリウス DAA-ZVW30 2ZR-3JMです
READYにならずシステム起動しません  走行不能です
以下フォルトコードです

ABS,VSC  U0293 HV ECU通信異常
メータ   U0100 EG ECU通信異常
電源    U0293 HV ECU通信途絶
U0101 ECT ECU  通信途絶
U0142 メインボデー通信途絶
U0155 メータ通信途絶
U0131 EPS通信途絶
などなど書ききれないほどのコードが入力されていました。  まだまだあります…
ほとんどがネットワーク系の故障コードでした
正直 頭はパンク寸前でした  間違いなくバスダウンを起こしています
プリウスではCAN-No1,CAN-No2,パワーマネージメントバス、周辺監視バスなど複数のCANを使用してあります
どのバスラインのダウンか点検する必要があります
もちろん、以下の点検はDLCに接続されているバスラインのみに限られます

それでは

まず、スキャンツールでCANバス接続ECUの確認ができる場合は実施します
本来接続されていなければならないECUが接続ECUとして表示されるはずです
表示されない場合はそのECU系統の通信途絶となります
(プリウスではほとんどのECUが表示されませんでした)
CANシステムにはターミネ-タ(終端抵抗)として120Ωの抵抗がバスラインの両端に設置されています
(最近ではこのターミネータが2個のECUに内臓されているのが一般的のようです)
ターミネータを内臓しているECUを(親ECU)と呼ぶこともあるようです
親ECUをつないでいるバスラインを(メインバスライン)
その他のターミネータを内臓していないECUとメインバスラインをつないでいる部分を(サブバスライン)とします
メイン、サブバスラインの点検をする場合はIG/swをOFFにしてから少なくても3分は待って下さい
通信が停止するのに多少の時間を要します
作業時にドアを開けたりパワーウィンドウを作動させる場合は前もって準備しておく必要があります
CAN通信停止の確認はオシロスコープで波形が停止するのを目視することが最善の方法かと思います
CAN-Hiは2.5~3.5V CAN-Loは1.5~2.5Vです オシロの設定をそれにあわせます 
通信が停止していない状態で作業に入ると故障コードがメモリーされる場合があるようです

文章ばかりで…
次回その2に続きます
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ゴクッ 次回も気になる~

お待ちをー
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